ワインを求める旅~ナシックへの旅 中編~
スーラワインのワイナリであるスラ・ビンヤーズへ行く道中、トリンベイクシュワー・シバ・テンプルへ立ち寄りました。
このヒンズー今日寺院は世界に15個しかない真のシバリンガがある貴重な寺の一つです。
有名な寺に入るときはたいていスマフォやカメラは持って入れないので、中の写真が全然ないんですよね。。。
シバを祭った寺なので、構造は同じでした。
ナンディーのいる部屋ー>広間ー>シバリンガがある場所
スマフォ以外の制約は靴を脱がなければならないところです。
靴下は許されるようですが、ほぼすべての人は裸足なので僕も裸足になりました。
が、ここは夏のインドです。はい、足の裏焼かれます。
しかも貴重な寺だけあり、行列なんです。行列の一部にはひさしがない部分があり、
その部分で並ぶときはもうEカードで負けた時の利根川状態です。
参拝の途中、こんなものをおでこに付けてもらいました。
今まで何度かあったけど、このデザインが一番好きで、思わず探して買ってしまった。
シバが持っているトライデントと、品にある二つの円の様なものは、
指3本で行う化粧を模したものの様です。
これですね。この三本の線は人差指、中指、薬指で描くのですが、それぞれ「マインド、性、ハート」という意味がある様です。
それを完全にコントロールすれば宇宙をコントロールできるとのこと。
一番長い中指が示す性はコントロールするのが一番難しいとみなされていて、
これを支配できれば、残りの二つも支配できるようになるとちーたんが教えてくれました。
この性の部分から目を背けず、存在を認めて向き合っている考え方がヒンズー教のいいところだと思います。(にわかは語る)
まあ、いずれにしても僕が宇宙をコントロールできるのは大分先の様です・・
ワインを求める旅~ナシックへの旅 前編~
割と近くだけど行ったことない観光地ってありますよね。
ムンバイにいる自分にとって、それはナシックでした!
ナシックには、インドで一番有名なSULAワインのワイナリーがあります。
帰任が近くなってきた僕は、お土産に持ち帰るお気に入りのワインを探すために、ナシックへ行くことにしたのです。
・トリンベイクシュワー・シバ・テンプル
・スラ・ビンヤーズ
・ゴダバリ川
今回訪れたところは、こんなところです。ムンバイからナシックまでは車で3時間くらい。今回は寄り道したので4時間くらいかかりました。
9時頃に一緒にいった先輩インド人のちーたんと合流。
楽しい談笑の時間はあっという間に過ぎ、お昼です。
これ凄くないですか?
Dosaという朝ご飯によく食べられるガレットみたいな食べ物なのですが、Paper Dosaというメニューを頼むとこんな悪ふざけをされます。
インドではPaperは薄いという意味ではなく、デカいという意味の様ですw
ちなみに製造工程はこんな感じ。あまりに気になったので頼んで厨房に入れてもらいました。
インドへ来たときは、是非一度試してみてください。
飽きの来ない、病みつきになる味・・・ではないですが、そこそこいけます!
クリシュナの聖地へ④~引かれる後ろ髪
さて、ヒンズー今日の聖地を訪れる旅もおしまい。
次の日重要な会議があった僕は、ホリープレイもほどほどに切り上げます。
これが真面目系会社人の辛いとこ。
会社のみんなから送り出してもらっているので、仕事と勉強はおろそかにしないのがポリシーとしてあります。
後ろ髪をひかれる思いで帰ろうと思いましたが、本当に後ろ髪をひかれました。
なんと帰りの電車のチケットを取っていなかった。オーマイガー!
急遽予定を変更し、スリーパーチケットなしで、本来乗っててはいけない場所に追加料金を支払って乗せてもらいます。
この状態でムンバイまで帰るのはあまりにもハードなので、アーメダバードまで10時間揺られ、アーメダバードからムンバイへは飛行機を使いました。
うん、この電車の旅が意外と楽しかった。
風は感じられるし、なんか野生のフラミンゴも見れました。
最初から最後まで刺激的な旅行だった!!
仮眠の方法に独創性を発揮するちーたん。
クリシュナの聖地へ~アーメダバード③~
ドワラカはクリシュナが作り治めた街です。
クリシュナとはインドの神様で、この宇宙を維持しているビシュヌ神の化身です。
ちなみにヒンズー教の中ではブッタもビシュヌの生まれ変わりとされています。面白いですね。
街ではホーリーの準備が着々と。
これなんだか分かりますか?
これは牛の糞を乾燥させたものを積み重ねたものです。
夜にはこれを盛大に燃やします。こんな感じです。
この燃やされてのはホリカというホリーの起源となった女性です。
この火の周りを時計回りに三周します。
インド神話ですが、プラハラードという人が、その家族からは敵神とみなされていたビシュヌ神を信仰していました。家族が止めても進行をやめないので、彼のおばであるホリカはプラハラードを焼き殺そうとします。しかしプラハラードはどんな火からも守られる加護をビシュヌから受けていたため、逆にホリカが焼け死にます。つまりこの儀式は、ビシュヌを信仰する為に、鬼とみなされているホリカを燃やしているのです。
ホリーは色水をかけあうだけの祭ではないんですね。ヒンズー今日の奥深さを感じました。
この日は他にこんな寺に観光に行きました。
巨大なシヴァの像。
ここは、インドにも15個しかない真のシヴァリンガが祭られています。
凄い行列だった。。。。
この日は早めに就寝し、朝早くからのホリーに備えます。
次の日の朝にはジャガットマンディアドワーガットヒッシュというクリシュナの聖地である寺へ参拝に行きました。
もうね、熱気がすごかった。神の為にそこまでハイテンションになれることを、僕は素直に理解はできませでした。みんな行列を作りクリシュナの名前を叫びます。
昼頃にちーたんの家族と合流し、クリシュナを讃える歌を数時間歌い続けました。
小さなシンバルの様な楽器を鳴らし、円になって歌う。
中心では数人がダンスを踊る。僕も踊ってみました。
押しにシャツを巻いていたので、周りからは「クリシュナスタイルだ!」ともてはやされ、円を回りながら色粉を顔に役もやらせてもらえた。
一味違うホーリーを経験した。許されるならいつかまたホリーの時期に訪れたい。
クリシュナの聖地へ~アーメダバード②~
朝7時ころアーメダバード駅に到着しました。
Sleeper Trainの旅は思ったより寝ることが出来ました。
リキシャの色がムンバイと違う。
ちーたんのおばさんの家がアーメダバードにあるため、
シャワーを浴びるためにお邪魔させていただきました。
手作りプリをごちそうになりました。クリスピーで美味しかった。
リフレッシュできたところで観光の始まりです。
まずは目当ての階段井戸へ。ダーダ・ハリ階段井戸です。
こんな階段を下って行くと、地下にはこんな世界が広がってました。
なにここステキ。
あまり観光地にしては人気はありませんでしたが、ひっそりとした部分に見事な彫刻を施した巨大な井戸があります。
なんとなく清々しく贅沢な気持ちになります。
この井戸が作られたときは、イスラム政権であったため、この井戸もイスラムの建造物になります。
なので偶像的なものはありませんが、装飾はかなり立派。
他には、ハーティンスィン・ジャイナ寺院やジャマーマスジット(モスク)を観光。
途中、ちーたんの従兄弟と合流し、半分テーマパーク化しているKankaria Lakeへ行きました。
あっという間に夜になり、22時ごろにSleeper Busへ乗り込んでドワラカへ移動です。
クリシュナの聖地へ~アーメダバード&ドワラカ①~
ホリーがやってきました。
この祭はインドの祭りで一番楽しいと聞いていたので、数か月前から楽しみにしてました。
色の粉と色水をかけあうあの祭です。
肌の色・カースト関係なく一つになって楽しみましょうという祭らしいです。
ホリーを祝うにあたり、同僚のちーたんがクリシュナの聖地に行かないかと誘ってくれました。
グジャラート州にあるドワラカという町です。
彼の親戚が毎年そこに集まってホリーを祝うそう。
面白そうなので連れて行ってもらうことにしました。
途中、アーメダバードに寄れそうだったので、
ずっと見たかった階段井戸にも寄ることに。
今回は電車とバスを使った旅です。
- ムンバイ(BORIVALI駅)⇒アーメダバード: Sleeper Train
- アーメダバードで一日観光
- アーメダバード⇒ドワラカ:Sleeper Bus
- ドワラカでホーリーを祝う
- ドワラカ⇒アーメダバード:電車
- アーメダバード⇒ムンバイ:飛行機
一泊三日のハードな旅でした。
夜23時ころBORIVALIからSleeper Trainへ乗り込みます。今回は3A客室を使ったのでこんな感じ。
SL(Sleeper Class)<<3A<2A<1Aという感じで、価格と共に質が上がっていきます。
乗客の質も変わっており、SLは罵声が飛び交っていますが、3A乗客のマナーは良いです。なので、少しでもお金を払って3Aに乗った方が良いと思いました。
さあ、電車の旅の始まりです!
漁師たちの祭~Koli Festival~
ムンバイには漁業を生業とするKoliという人たちがいます。
今日は彼らの祭Koli Festivalへ行ってきました。
盛大なフードフェスティバルでした。
赤で示した場所のあたりでやってました。Juhu Beachの近くです。
同僚の一人がKoli出身で招いてもらえた!
久しぶりに夜空の下で美味しいご飯にビールが飲めてうれしかったー!
なんだか解放感を感じた夜でした!