FRRO Mumbaiでの外国人登録(当日手続きの流れ)
今日は外国人登録の経験について書きます。
おそらくこの記事が、このブログの中で一番世の中の役に立つでしょう。
今日はホテルに引きこもっているので、FRRO Mumbaiで外国人登録する人の役に立てることを願って、少し詳しめに。
インドに180日を超える長期滞在をする外国人は、入国14日以内に外国人登録を行う必要がある様です。※15日を超えると登録料にペナルティが発生する様
これを行わないと、インドから日本へ帰ることもできない、とても重要な手続きです。
インドに長期滞在している方の多くのブログに書いてある通り、用意すべき書類が多く、その説明も少なく、とても登録手続きに苦労するようです。
幸い僕は会社の総務担当とエージェントが必要書類の準備や、web申請を行ってくれた為、
書類ではあまり苦労することなくFRRO登録を完了することが出来ました。
※確かに書類が足りず、当日リジェクトされている人も結構いました。
エージェントや会社の方々からのサポートで書類は揃ったものの、オフィスの中には本人以外入れないので、当日の手続きはどうしても自分自身で行わなければなりません。
僕の頭の中では、「はじめてのおつかい」の「ドレミファだいじょーぶ」がずっと流れていたw
オフィスの中には説明はほとんどないし、オフィスの人もあまり話かけるな雰囲気だったので、僕は当日の手続きの情報も事前で知りたかった!
なので、今日は当日の手続きの流れ(FRRO Mumbai 2016/7編)について紹介します。
※僕が登録を行った、FRRO mumbaiの場合を書きます。
※FRROは地域によって異なる様なので、下記は2016/7現在かつムンバイオフィス限定の参考情報として読んでください。
序章:3F FRROオフィスまでの道のり
① FRRO mumbaiオフィスです。
CSTという東京駅みたいな巨大で荘厳な駅から、歩いて10minくらいのところにあります。
歩いていく場合は迷いそうなので、事前に場所はしっかりチェックしていくべき。
人がとても多く、正直スマフォを見ながら歩きたくない。。。
② AM9時くらいにオフィスが開くと、入口の左手にある受付の台帳に、下記の情報を記載し、首から下げるカードをもらいます。
- 名前
- PASSPORT NO
- 時間
- サイン
このカードにもそれぞれに個性があり、短すぎて首からかけられないものや、臭いがきついものも存在。当たりに出会えることを願いましょう。
③ FRROオフィスのある3Fへ向かう(grand floorがあるので実質は4F)
写真を撮り忘れましたが、とても年季の入ったエレベータがあります。
メカニック部分はむき出しで、古い映画に出てくるような入口を閉めるタイプ。
僕は一度こういうエレベータに乗ってみたかったので、少しウキウキしましたが、怖い人は階段もあります。
本番:3F FRROオフィスでの手続き
3Fでは下記のようなステップで手続きが行われます。
①廊下のベンチで書類事前チェックの順番待ち
↓
②書類の事前チェック
↓
③待合室で登録手続きの順番待ち
↓
④登録手続き
↓
⑤待合室で証明書発行待ち
↓
⑥証明書の発行(GOAL!!)
下記が、ざっとした3Fのマップです。※筆者の暇人っぷりがうかがえますね。
それでは、それぞれのステップについて紹介します。
①廊下のベンチで書類事前チェックの順番待ち
エレベータを降りて右の廊下にベンチがあります。
書類の事前チェックを受けるために、ここで順番待ちします。
僕が行ったのが朝一番だったためか、写真はかなりすいています。
②書類の事前チェック
エレベータ前のカウンタにお姉さんが二人並んでおり、書類の事前チェックを行います。
不機嫌そうに仕事をしており、コミュニケーションを取る気はない様です。
問題ないと、ファイルの一枚目に下記のような、暗号を記してくれます。
もちろん暗号に関する説明はありません。
③待合室で登録手続きの順番待ち
掲示板のある部屋へ移動します。特に案内があるわけではないので、雰囲気で移動しました。主体的な行動が大事という新入社員時代の教えが役立ちます。
ここで下記の様な電光掲示板があります。
パッと見意味不明ですが、先ほど事前チェックの時に書かれた暗号とこの掲示板の番号が紐づいている様です。
- C.NO:カウンタNo. ⇒電光掲示板の赤い部分
- T.NO:名称不明⇒電光掲示板の青い部分
C.NOにT.NOが表示されたら自分の番が来たという意味です。
T.NOが更新されるときにアラームが鳴ります。
同じ部屋には便利屋がいて、必要な写真を撮ってくれたり、ファイルを売ってくれたりしている様です。
④登録手続き
オフィサーと1対1で登録処理をします。
これはオフィサーにより、まったく質問しない人もいれば、質問責めに合う人もいるようです。
僕のオフィサは優しく、お茶を勧めてくれました。
僕自身は「目の色は黒で登録していたのですが、ダークブラウンではないか」という細かい質問までされました。書類の確認が終わると、すべての書類にサインをする様に言われます。
かなり量が多いですが、ここはイエスマンになって、よろこんでサインします。
全て完了すると待合室で発行を待つように促されます。
⑤待合室で証明書発行待ち
証明書の発行を待ちます。
オフィサーにより、すぐに発行される場合や時間がかかる場合があります。
友人は10分くらいで発行されていましたが、僕は30分くらいかかりました。
「まだか?」とオフィサの部屋を見ると、もう少しだから待ってろと合図されました。
おとなしく待ちます。
⑥証明書の発行(GOAL!!)
証明書が発行されます。
カードかなんかかなと思いましたが、A4サイズの一枚紙です。
・出入国に必要なので絶対無くさないように。
・携帯するように。
と言われます。書類安全に収納するケースを持っていくことをお勧めします。
以上が、FRROでの当日の手続きの流れです。
発行が大変と聞いていたので、無事発行されたときは安堵します。